年金請求・相談

納付したはずなのに、納付記録が未納になっていたという入力ミス

60歳を超えたとあるご夫婦の老齢年金の請求依頼を受けました。請求の前に、必ず年金受給資格期間があるかどうかを調べます。

この日もまずはその確認にと年金相談センターへ足を運びました。いつものように窓口に座って、年金加入期間を確認したいと申し出てしばらくすると、担当者が神妙な顔つきで記録とにらめっこしながら、私に話しました。

内容を要約すると、このご夫婦は昭和4●年からご主人がご自身会社を設立し厚生年金に加入する平成1●年までの間、きっちり国民年金を二人とも支払っていました。

ところが昭和5●年のある2ヶ月間だけ、奥様の国民年金記録は「納付」になっているのに対し、ご主人の記録は「未納」になっていました。

それを「おかしい」と思った年金相談センターの方が私にこう言いました。
「奥様が納付になっているのに、ご主人が納付でないのはおかしいわ!市役所に行って納付記録を聞いてきたほうがいいわよ!」

そこで私はすぐさまこのご主人の委任状を取り、昭和5●年当時お住まいだった市役所に出向きました。そして国民年金の記録を調べてもらいました。 国保年金課の窓口で15分くらい待ちました。すると…

「お待たせいたしました。納付記録が確認できました。確かにご主人の分も納めてありました。 今からコンピュータに入力をし直しますので、もう一度年金センターに行けば年金予想額が変更になります。」とのことでした。

私は日を置いて、再度年金相談センターに出向きました。そして晴れて年金記録を元に戻してもらったことを確認し、年金の請求を終えました。 もしこの2ヶ月が未納のままだったら、その2か月分は払い損だったわけですから、このケースは本当に助かりました。

年金センターの担当者の「おかしい!」というアンテナが私を動かした結果、記録漏れが見つかったというケースです。年金相談センターの方も、味方につけるとコンビプレーでいい結果を招くことが出来ます。

腹立たしいのはみんな同じですので、ここは敢えて"怒り"をぶつけるのではなく、"微笑み"を交わすと年金相談センターの担当者も協力してくれます。ただ、入力ミスは昔から本当にあるのです。

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